駐車場の周辺事業に営業をかけようにも人件費がかさむ(写真はイメージ)

カーシェアリング各社にとって、採算ラインとされる稼働率40%が高いハードルとなっている。現状では平均で25%程度にとどまり、黒字化は容易ではない状況だ。大手企業は将来性を見込んだ先行投資と位置付けてきたが、稼働率の伸び次第では収益の上がらないカーシェア事業に見切りをつける可能性も出てきている。このため稼働率低下の要因となっている平日の稼働を高める…