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京セラ、基板/ケーブルコネクター 接続不良を防止、高い信頼性実現

2018年8月8日

京セラ、基板/ケーブルコネクター 接続不良を防止、高い信頼性実現

 京セラは6日、接続不良の防止機能を盛り込むと同時に、氷点下から高温まで広範囲な温度域で使用可能な車載向けフレキシブルプリント基板(FPC)/フレキシブルフラットケーブル(FFC)用コネクター「6892シリーズ」を発売したと発表した。先進安全運転支援システム(ADAS)やコネクテッドカーの開発にともなう電子ユニットの搭載拡大をにらみ、振動や温度などの条件が厳しい車載用途で確実な接続を実現する仕様を目指した。画像をはじめ高速インターフェースの信号伝送に対応する。
 新製品は極間0・5ミリメートルのコネクターで、接続の不具合を防止する“誤嵌合(ごかんごう)”防止機能を採用したのが特徴。本体両端に“窓”を設け、目視や自動光学検査装置(AOI)で不具合を容易につかめるようにした。さらに正しく嵌合されていない場合、コネクター同士をロックできなくする構造として、作業の確実性を高めた。ロボットによる自動挿入に適したデザインとした。
 ディスプレー信号の高速インターフェース規格「V―by―One―HS」「CalDriCon」に対応する。マイナス40~プラス125度の温度域で使用可能な耐寒・耐熱特性とした。ノイズの影響を抑え周波数特性を向上する「グランド付きシールドFFC」にも利用できる。
 仕様は極数が30~68極、基板上高さが2・2プラス・マイナス0・15ミリメートル、定格電流が1コンタクト当たり直流0・5アンペア、定格電圧が同直流50ボルト、耐電圧が毎分交流200Vrms。欧州の特定有害物質の使用規制「RoHS指令」をクリアした。50極のサンプル価格は100円。初年度は1100万個の販売を目指す。

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