
「HV&EV時代を勝ち抜く本」出版記念セミナー
弊社は6月30日、「HV&EV時代を勝ち抜く本」の出版記念セミナーを2010年6月30日にインターコンチネンタルホテルで開きました。
主に整備や板金業の皆さまを対象に参加を募ったのですが、驚いたのは受講者の方々の顔ぶれ。損保あり、自動車部品あり、自動車用品メーカーあり、果ては通
信事業者さんもお見えになり、あらためて次世代エコカーが各方面に与えるインパクトの大きさを思い知らされました。
主に整備業が抱える
問題は2つ。①ハイテク整備についていけるか②車両の整備点検情報をメーカーがどこまで開示してくれるか、です。欧米ではディーラーと整備専業者を情報面
で差別しないよう、法律で担保されているそうですが、日本ではそこまで進んでいません。もっとも、ディーラーと専業者は
"持ちつ持たれつ"の関係にあるので、これまでは大した問題になりませんでした。しかし、ハイテク装備を満載したエコカーが増えると、そうも言っていられ
なくなるかも知れません。
個人的に印象深かったのは、溶接機メーカー大手、ヤシマの常務さんによるプレゼン。「必要に迫られて整備機器
がデジタル化すると、作業データを残せるので、新たな付加価値をつけようという動きが出てくる。すでにそういう動きがある」とのことです。
自動車の整備は専門的なので、素人である我々は「ココが悪い」、「これも交換しないと...」という店の言い分を信じるしかありません。もちろん、交換後
の部品を見せてくれたり、点検に立ち会わせてくれたりといった店もありますが、整備データがデジタルで見られるようになれば、不具合時と完治時のデータを
比べれば一目瞭然。説得力もグンと増しそうです。また、デジタルデータは保管や検索が簡単なので、過去の不具合事例を作業に役立てる試みも進化しそうです
ね。
ただ、ヤシマの常務さんもおっしゃっていましたが、デジタル機器はただ導入すれば良い、というわけではなさそうです。俗に言う
「ID、パスワード地獄」や「データ変換地獄」にはまってしまうと、作業の効率化どころではありません。整備機器の世界も標準化や規格化の必要がありそう
です。
なお、このブログの詳細記事は日刊自動車新聞電子版7月5日付に掲載されております。
http://www.netdenjd.com/article/detail.php?at=44713





Zの生みの親、道路を生む
浜松市は、日産「フェアレディZ」の生みの親であり、浜松市やらまいか大使、春野ふるさと大使を務める片山豊氏が満100歳を迎えたことを記念して、生誕の地である天竜区春野町に「K'z ROAD」を設定。6日、オープニングセレモニーを開催した。
「K'z ROAD」は全部で3コースが設定されており、片山氏の愛称である「Mr.K」の「K」と春野を訪れる多くの観光客(K'z)のための道(ロード)という意味から名付けられたもの。
式典当日は初夏の陽気に恵まれ、片山氏になじみ深い日産車100台と愛好家が集結した。
式典で片山氏は「アメリカから帰国して間もないころにこの地を訪れ、春野の地域の皆様に今日のような盛大な歓迎をしていただいたことは今でも忘れることのできない思い出となっている。そんなふるさと春野にK'z ROADと呼ばれるドライブコースを3本設定していただいた名誉と、これを受け入れてくれた春野の皆様に深く感謝している。私の願いとしては、この3本のコースはぜひ静かに自然の中を楽しく走ってもらいたい。昔、野山を馬にまたがり走ったように、愛車で美しい山々と清冽な天竜川に恵まれた春野をたくさんの方に味わってほしい」とあいさつした。
K'z ROADの案内板の除幕とテープカットのあと、片山氏は徳島県の愛好家が所有する1935年型ダットサン14型に乗り込み、K'z ROADすみれコースをパレード。パレードの車列は地元住民の歓迎を受けた。
伝説のMr.Kこと片山氏の偉業は、春野町の豊かな自然に包まれたK'z ROADとともに100年後も語り継がれることだろう。














ラリー北海道 多くの個人サポーターに支えられて出場した新井敏弘が総合優勝
今年で第9回を迎える「ラリー北海道」が5月21~23日の3日間、北海道十勝地方で開かれた。FIAアジアパシフィックラリー選手権(APRC)第2戦・JAF全日本ラリー選手権(JRC)第3戦となる大会に国内外の有力チームが多数出場。マレーシアのプロトンが日本で初めてS2000マシンを走らせるなど話題豊富だった。景気低迷による企業のモータースポーツ支援が減少する中、過去最高の観客動員3万6250人(主催者発表)を記録し、北の町の国際モータースポーツイベントは今年も大いに盛り上がった。
帯広、音更、本別、足寄、陸別など十勝の大地にSS(競技区間)18本を設定し、3日間で総走行距離928・39キロメートルを走破した。APRC28台とJRC33台が参加し、完走はAPRC台とJRC23台。APRCラウンドで屈指のハイスピードコース、しかも深い轍(わだち)や砂利などクルマにとって過酷な路面状況は、万全の備えで臨んだ多くのエントラントをリタイアに追い込んだ。
プロトンのワークスチームも例外ではなかった。2004年にラリー北海道をカラムジット・シンが制した際のマシン「ペルト」は、ランサーエボリューションのバッヂエンジニアリングだったが、今回はオリジナルマシン「サトゥリア ネオ S2000」にWRC経験のあるクリス・アトキンソン、アリスター・マクレーという陣容で優勝を目指した。しかし2台とも22日午前中でマシントラブルのためリタイア、スーパーラリーで最終日は出走したが、クリスのマシンは再びトラブルに見舞われて最終SSを前に2度目のリタイアを喫した。
登りや砂利などパワーを食われるコースが多いラリー北海道は、NA(自然吸気)エンジンのS2000に不利といわれていた。ただリタイア前までのタイムはターボカーのグループNに混じって上位につけ、SS2ではマクレーが2番手タイムを叩き出すなどポテンシャルの片鱗を見せた。何よりラリーファンの注目度は最も高く、NA高回転エンジン特有の快音でコースを駆け抜けるとギャラリーの歓声が上がった。
俳優の哀川翔がAPRCクラスに出場したことも話題となった。マシンは一昨年のラリージャパンで使用したフォードフィエスタST。残念ながら序盤SS3でコースアウトし、リタイアとなったがスーパーラリーで最終日は全SSを走行。ドラテクは着実に向上し、ミッショントラブルに悩まされながらも走ったSS9本のうち最下位タイムは1度だけだった。9月のWRCラリージャパンにはニューマシン「フィエスタR2」での参戦を表明している。
総合優勝は新井敏弘(スバルチームアライ)。今大会は多くの個人サポーターの支援で参戦し、インプレッサのボディーに名を記したサポーター達と共に勝利をつかんだ。表彰台で「自分が国内ラリーに参加することで、1人でも多くのラリーやクルマのファンが増えてくれれば」と世界選手権に加えて国内大会に出場する意義を伝えた。このほかの結果は次の通り。
〈APRC・登録選手〉①田口勝彦(チームMRF、ランサー)②柳澤宏至(クスコレーシング、ランサー)③ガウラブ・ジル(チームMRF、ランサー)
〈JRC〉①奴田原文雄(アドバンPIAAラリーチーム、ランサー)②石田正史(ランサー)③勝田範彦(LUCKラリーチーム、インプレッサ)










"ポスト新長期"対応トラック、勢ぞろい~安全装備もグーンと充実
日野自動車、UDトラックス(旧日産ディーゼル工業)、三菱ふそうトラック・バスの3社は今週、「ポスト新長期排ガス規制」をクリアする大型トラックを相次ぎ発表した。残るいすゞも6月には発表するもようで、トラック4社の新型車が勢ぞろいする。
ポスト新長期排ガス規制は、今年9月1日(継続生産車)からスタートする。「ポスト新長期」というのは通称名で、その昔に出された環境庁(現・環境省)の答申を起点に、歴代の規制を「短期」→「長期」→「新短期」→「新長期」→「ポスト新長期」と呼んで区別しやすくしていただけ。「ポスト新長期」の次はさすがにネタ切れで、環境省では「ポストポスト新長期かな」などと冗談交じりにささやかれている。
業界的には、排ガスがクリーンになったぶん、70万~100万円ほど上がった新型車をどう売り込むか、補助金の消化具合などとからんで注目されているが、「カメラマン's Eye」的には、標準装備が進んだ安全装備に注目したい。
例えば日野自動車は、運転手が居眠りして追突しかけても、クルマが自動でブレーキをかけて停まろうとする「PCS(プリクラッシュセーフティーシステム)」や、乗用車でお馴染みの「VSC(ビークル・スタビリティ・コントロール)」をほぼすべての車型に標準で搭載した。三菱ふそうは、道路にペイントされた白線をつねにモニターすることで、運転手の注意力低下や蛇行を警告するシステムの搭載車種を増やした。


Rシリーズで疾走!サクラサク ニュービートルも駆け付けた桜のトンネルまつり!!
フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)は4月10日、神奈川県小田原市の「TOYO TIRES ターンパイク」で「フォルクスワーゲン"R"ラインナップ試乗会」を開催した。
試乗会は、ターンパイク恒例の「桜のトンネルまつり」とのコラボレーション企画として行われたもので、VGJにとっては初の一般ユーザー向けの試乗会となった。
当日は春の陽気にも恵まれ、ちょうど桜の見ごろを迎えた会場の「御所の入駐車場」周辺は、まさに桜のトンネルの様相を呈した。
試乗会には、今年1月に発表された「ゴルフ R」「シロッコ R」のほか「パサートバリアント R36」「ティグアン R-Line」の4車種が用意された。当日は、現行ニュービートルが11年にわたる生産の幕を閉じるのに伴い、約1カ月半をかけて全国の主要都市や桜の名所を巡るラストランキャラバンを行っている、桜をモチーフにした「サクラサク ニュービートル」も展示された。
試乗では、販売会社のショールームでは触れる機会が少ない「R」シリーズをドライブできるとあって、早朝から多くの試乗希望者が集まり、開始時間の午前10時を待たずに予約で埋まる車種が出るほどの人気ぶりだった。お目当てのクルマに乗り込んだ人たちは、咲きそろった桜路を駆ける約10分の試乗を通して「R」シリーズの高い走行性能を体感した様子。また、ピンクのサクラサクニュービートルをひと目見ようと、会場には多数のニュービートルユーザーも集合。愛車とサクラサクニュービートルとの2ショット撮影を楽しんだ。
初開催となった一般向け試乗会は、普段なかなかショールームに足を向けるチャンスがなかった人にも、ワーゲンの魅力を知ってもらいたいと企画したもの。VGJでは「今後もこうした試乗会を続けていければ」と話している。




アウディの一人乗りEVが初めてベールを脱いだ
第4の「アウディ e-tron(eトロン)」が存在した。これまで独アウディが発表したeトロンのコンセプトカーは3種類。未発表モデルのeトロンは、独インゴルシュタットのアウディ本社工場の一角に堂々と置かれていた。
今後の急成長が予測される電気自動車(EV)市場。アウディは3月9日、独本社の決算記者会見で、同社のルパート・シュタートラー会長が「2012年末に限定生産したアウディeトロンを発売する」と、eトロンシリーズの市販第1号車の発売計画を発表した。親会社の独フォルクスワーゲン(VW)が積極的にEV開発を進めるなかで、VWグループ傘下のアウディもEV市場への参入を決めたわけだ。
アウディは2009年9月のフランクフルトモーターショーで、フラッグシップスポーツカー「R8」ベースのコンセプトEVであるeトロンを初披露。その後、2010年1月のデトロイトモーターショーで第2のコンセプトEVとなる進化型eトロンを、3月のジュネーブモーターショーではコンパクトハッチバック「A1」ベースの「A1 e-tronスタディ」を第3のコンセプトEVとして発表してきた。
今回の決算記者会見で発表した2012年末に市販するEVは、コンセプトEV第1のモデルを発展させたスポーツEVとなる。VWグループの高級車部門に属するアウディとして、ブランドイメージを高めるモデルからeトロンシリーズの発売をスタートさせる。
だが、第4のEVと目される未発表eトロンは、レーシングカーの形状をした1人乗りのスモールモデルだ。
アウディの前身であるアウトウニオンが1930年代に世に送り出したレーシングカー「Pワーゲン」に似た形状のボディーを採用し、最高出力1080W、最大トルク40Nm(一時的に60Nmの発揮が可能)、最高速度30km/hの性能を持つ。
搭載されたバッテリーはリチウムイオンで、総電圧48V、容量は10.75Ah、エネルギー密度515Wh、寿命は4年。-20度から50度の気温に耐え、25kmの走行が可能としている。
この1人乗りEVは、本社工場が2009~2010年にかけて、工場見学者を出迎えるサプライズ用に独自製作したモデルとされる。性能は日本の原付並みとなっているが、フェルディナンド・ポルシェ博士が設計してレースシーンを席巻したPワーゲンそっくりの製品の完成度は高く、このモデルを目にした工場見学者たちは市販化への期待を抱いている。
アウディはかつて、同様の形状を持つ1人乗りのペダルカーを2008年に世界限定発売したことがある。その日本での販売価格は税込み225万7500円(別途、国内輸送費がかかる)。人力から電動への移行でどの程度高額になるか、予測するのは難しそうだ。





ユーカリが丘ニュータウンにi-MiEV5台を納入




地域巡回用のカワイイ電気自動車もパレードへ
GT―RをFR化―
チューニングパーツ大手のブリッツは、東京オートサロン2010に、「NISSAN GT-R」(R35型)をFR化した「BRITZ FR35 GT―R」を展示した。「VR38DETTエンジンの限界性能を分析する」(同社)目的で開発に着手したという同車。ギアボックスはホリンジャーのシーケンシャルトランミッション、クラッチには小倉クラッチのORC709R35SPLを組み合わせる。
エンジンの最高出力は580馬力/7300rpm、最大トルクは76・5キログラム/3800rpmというハイパワーを発揮する。発進は「3速でOK」だという。ECUにはMoTec M800を採用。オリジナルのインテークパイプキット、アクチュエーター、インタークーラーも搭載した。GT―Rの制御コンピューターはいじれないと言われているが、同社によると「エンジン制御やブレーキシステムなど純正の制御プログラムは一切使用していない」という。排気系や足回りにも専用パーツを装着するが、「市販化の予定はない」という。
同社はプロドリフト選手権「D1グランプリ」に、ER34カイライン(4ドア)で参戦中。それだけに、このGT―Rが高速ドリフトでかけぬける勇姿が見たいと思うのは記者だけではないはず。山口聡社長の英断に期待!
第6回大阪モーターショーが閉幕





最高の日産を、あなたに。
11月19日に発表された日産自動車の新型「フーガ」。高級セダンの魅力である走行性能、美しいプロポーション、快適性のすべてに最高を目指して開発された。
文頭のフレーズは新型フーガの宣伝用のキャッチフレーズ。ここでは、この言葉がまさにぴったりとあてはまる内装に注目して紹介したい。
まずはインパネまわり。柔らかな曲線と立体的な造作が美しく仕上げられている。運転席に座るとまず、メーターが非常に見やすいのが目に入る。スピードメーター、タコメーターともに真円120mmの大きさを誇り世界最大とのこと。また10度内側に傾けたことも視認性の向上に貢献してるようだ。センターパネルのナビやエアコンのスイッチ類もすぐに手が届く範囲に収められており、操作しやすい。
最上級グレードとプレミアムインテリアパッケージ仕様車に標準装備されるセミアニリン本革シートは、柔らかく包み込むような座り心地が特徴。最高級のなめし革を使っているだけあって触り心地も高級感満点だ。同様に銀粉本木目のウッドパネルも高級車らしい印象を与えてくれる。職人が木目を磨き上げ、銀の粉を手作業ですり込みながら仕上げられたという。さながら高級家具を思わせる美しさに目を奪われる。文字通り"最高の日産に"恥じないインテリアはこのクルマの大きな魅力だ。
次はぜひ、実際にハンドルを握り、走りのうえでも最高の日産を感じたいと思う。
(Y/N)
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