2009/12/11
第6回大阪モーターショー(主催=大阪モーターショー実行委員会)が7日、閉幕しました。実行委員会は、日刊自動車新聞社のほか、テレビ大阪、読売新聞大阪本社、大阪国際見本市委員会、日本自動車販売協会連合会大阪府支部、日本自動車輸入組合(順不同)で構成し、西日本最大級のモーターイベントを作り上げています。
6回目となった今回は、昨年末からの世界同時不況の影響も受け、自動車メーカー(国産、輸入車)の出展が大幅に減少する、かつて経験したことのない厳しい状況下での開催準備を強いられました。
期間中(12月4〜7日)の来場者数も前回実績比39・7%減の22万4767人と大きく減少しましたが、新企画の「インポートカー・ワールド2009大阪」「エコカーいろいろ大集合inおおさか」「カスタマイズワールド」「ドライブで観光コーナー」「ニッポンクラシックカーラリー2009(NCCR2009)」などの展開で、バラエティー豊かなモーターショーとなりました。
インポートカーワールドでは、東京モーターショーに出展されなかった「メルセデス・ベンツ」と「スマート」「キャデラック」「シボレー」「ハマー」「ボルボ」「ルノー」の7ブランドと東京にも出展していた「ロータス」を合わせた8ブランドが出そろいました。その多くが地元ディーラーの協力による出展で、「地元大阪のモーターショーを何が何でも盛り上げたい!」とする関係者の意気込みを感じ取ることが出来ました。

メルセデス・ベンツはSクラスハイブリッドなどを展示
エコカーいろいろ大集合in大阪は、大阪府の橋下徹知事の肝いりで発足した「大阪エコカー普及戦略検討部会」が中心となり、大阪府や大阪ガス、トヨタ自動車、日産自動車、三菱自動車、富士重工業、マツダ(大阪マツダ・関西マツダ)、スズキ、ダイハツ工業が先進のエコカーや最新のエコ関連技術を展示しました。中でも大阪ガス、三菱自、富士重、マツダが各1台を用意した「エコカー体験コーナー(試乗会)」では、主催者の予想をはるかに上回る希望者が殺到するほどでした。電気自動車(EV)の「i−MiEV(アイ・ミーブ)」(三菱自)と「プラグイン ステラ」(富士重)、アイドリングストップ機構搭載の「アクセラスポーツ20S」(マツダ)、ガソリンと天然ガスのバイフューエル車「ミニキャブバン バイフューエル」(大阪ガス=協力:三菱自動車ロジテクノ)という4台のエコカーが会場内の特設コースを軽快に走り抜けました。

試乗会も新企画として来場者の人気を集めた

イメージキャラクター「ナビメイト」の3人もEVを体感
大阪モーターショー開催期間中の6日、会場となったインテックス大阪(大阪市住之江区)の正面玄関を彩ったのは、NCCR2009に参加した約60台のクラシックカーとスーパーカーの数々。1929年式「ブガッティT35C」を筆頭に1954年式「アーノルト・ブリストル」など、現存車が世界に数台という希少価値の高い往年のクラシックカーがインテックス大阪のロータリーにゴールしました。
参加車両は、大阪府庁や大阪ベイエリアの人気スポット「天保山ハーバービレッジ」、アジア太平洋トレードセンター(ATC)などに設置したチェックポイントを通過し、大阪モーターショー会場にゴールしました。フェラーリ・クラブ・オブ・ジャパン(FCJ)によるクラブミーティングも併催し、「エンツォ・フェラーリ」や「F40」「F50」「F430スクーデリア」「612セサンタ」といった希少車種が勇壮な姿を披露しました。

「クルマは文化」を合言葉とするNCCR

フェラーリなどスーパーカーが会場前に集結
今回の大阪モーターショーでは、出展自動車メーカー数や出展面積が大幅に減少しました。ただ、主催者各社・団体がそれぞれの持ち味を生かした新企画を立ち上げ、これまでにない複合型のモーターショーを提案したことは大きな自信につながったと思います。次回は、出展規模、企画内容とも、さらに充実した大阪モーターショーが多くの来場者を楽しませてくれることでしょう。
(KM)