
日産 スカイラインクロスオーバー試乗記
9月17日、横浜みなとみらい地区で日産自動車の新型SUV「スカイラインクロスオーバー」の試乗会が開かれました。スカイラインクロスオーバーは2007年に北米で「インフィニティEX35」、08年には欧州で「EX37」として発売された高級SUV。日本への導入にあたっては、SUVとクーペを融合した新ジャンルモデルの意味を込めてスカイラインクロスオーバーというネーミングを採用したそうです。
日産の担当さんからそんなレクチャーをいただきながら、いざ実車とご対面。あまりSUVタイプのクルマに乗る機会がない新米記者にとって、高級SUVのイメージは車高が高くて、車幅も広い「大きなクルマ」でした。でもスカイラインクロスオーバーは何か違う。実車を見て「ん?なにかコンパクトな気がする」というのが第一印象でした。さらに運転席に乗り込んだ時の印象は、「乗りやすい」のひとこと。クーペみたいに、低い座席に首をかがめて乗り込むわけでもない。よくフェアレディZに乗り込む時は頭をコツンとぶつけたっけ...。かといってSUVのように少し飛び跳ねる感じで乗り込む訳でもなく、違和感のないちょうどいい高さ。インテリアの印象はさすが高級感がいっぱいで、とても落ち着く感じ。ちょっと高級なソファーでくつろいでいる感じにも思えました。運手席の左中央にあるアナログ時計もとてもシックな雰囲気でグッド。デジタル時代だから
こそ生きるこのクラシカル感に日産のセンスのよさを感じました。
試乗は、横浜みなとみらい地区のマリノスタウンから赤レンガ倉庫や山下公園、中華街を周ってマリノスタウンに戻るコース。天気もよくなかなかの試乗会日和です。
スタッフに見守られながらそろりと発進。ちょいとアクセルを踏み込んでみると、排気量3.7リットルエンジンはなかなかの加速。そのわりに車内は静か。日産車は足回りが固いというイメージありましたが、乗り心地はいたってしなやか。SUVの腰高感があるわけでも、クーペのごつごつ感があるわけでもない。いつもは高級車に乗り馴れていない私が助手席に乗っていたら、くつろぎすぎて目がトロ~ンとしてしまったかも。それぐらい乗り心地は快適でした。
ゴールに戻った後は、バージョンアップしたアラウンドビューを体験。新しくなったフロント/リヤワイドビューは、180度が見渡せて実用性はかなり高そう。また、カーナビ連動で地点登録が出来るので、近所の見通しの悪いところを登録しておけば、その地点で停車すると自動的にフロントワイドビューが作動するとのこと。いちいちワイドビューのスイッチを押さずに済むのがいいですね。フロントワイドビューのカメラには、カメラをどこに付けるかで苦労があったようです。最初はエンブレムの横に付けようと思ったらしいので
すが、デザイン的にかっこわるくなる。エンブレムはそのままにどうにかならないか、ということでエンブレムの中に収めることにしたようです。また、新機能として登場した〝駐車ガイド機能〟も注目です。上記画像にもありますが、表示されているラインまでハンドルを切る。ラインに合わせるとピンポーンとクイズに正解した時のような音が出ます。ハンドルをそのまま固定でバックなり前進なりをして車庫入れ補助をしてくれます(ただし、ハンドルは自分で固定)。実際やったのですが、私は少しハンドルを動かしていたらしく微妙にずれてしまいました。この駐車ガイド機能は普通に車庫入れできる人には私のようにハンドルを動かしてしまったりしちゃうのではないかなと思いましたが、大都市圏での狭い駐車場にはぴったりかもしれません。ちゃんと目視は必要ですが。また、ペーパードライバー、車庫入れが不慣れな方にはよい練習になりそうです。
あともう一つ「これはいい!」と思ったのはBOSE社製のオーディオが標準装備されていること。もちろん試聴しましたが、低音から高音域までとてもキレイに聞こえる。走っている時も車内は静かなので、音を絞っていても低音が消えることはなし。低音好きな私にはうらやましいオーディオでした。また、トランクに入っているスペアタイヤの中にウーハーが隠れており、音質の良さとともにその活用のうまさにも感動しました。
日産スタッフの皆様、丁寧に説明していただきありがとうございました。
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