
全国初の電動バスを試験運行
環境に優しい電動バスの全国で初めての試験運行が埼玉県本庄市で始まった。本庄国際リサーチパーク研究推進機構が7日、JR本庄駅南口~早稲田大学本庄ドミトリーの約3キロメートルの区間で電動バスの試験運行をスタートさせた。実施期間は今月30日まで。この電動バスは、早稲田大学環境総合研究センターと昭和飛行機工業が共同で開発したもの。今回の試験運行は同センターを始め埼玉県、熊谷市、本庄市が連携して行なわれ、車両性能の分析や運行に当たっての問題点の洗い出しなどを行い、電動バス量産モデルの開発と、ビジネスモデルの確立につなげる。
電動バスの開発・運行は、早大環境総合研究センターの大聖泰弘教授が取り組んでいる「地域普及型の電動マイクロバスシステムの開発と普及モデルの構築」をテーマとした研究事業で、環境省の「地域産学官連携環境先端技術普及モデル策定事業」に全国で2件採択された一つ。
トラック、バスなど事業用自動車の電気自動車化は、これらの車両が乗用車よりも長距離を走ることから地球温暖化防止に向けた温室効果ガス削減に多大な効果が期待されている。
電動バスは、日野自動車のコミュニティーバス「ポンチョ」をベースに改造したもの。運行は早大本庄高等学院のスクールバスルートと同ルートを走行し、午前8時台に2本、午後5時台に2本の1日4往復する。料金は無料で誰でも乗車できる。